2011年に読んだ本のうち印象に残ったもの10冊

http://d.hatena.ne.jp/stilo/20111206/book2011さんの企画に参加して、2011年に印象に残った本を10冊ご紹介します。 社会系 モラル・ハラスメント―人を傷つけずにはいられない 家庭内や職場に止まらず、社会全体に増えていると感じるハラスメント。特に行き…

真実はいつもひとつ? −「99.9%は仮説」を読んで

みなさんは「科学」にどういうイメージを持ちますか? 理論的 先進的 賢そう! 頭でっかち 冷たい など、キッチリと精密なイメージでしょうか。科学によって世界が解明されていると感じている方も多いでしょう。科学では数式やたくさんのデータを使って法則…

じっくり深く集中する大人になりたい - 「大局観」を読んで

私が小さい頃、土曜の朝に将棋の番組を見るのが習慣になっていました。父親は将棋が好きだったので、欠かさず見ていたのです。私は「何が面白いのかなあ〜」と思いながら一緒に見ていました。将棋のルールを教えてもらい、父親と一緒に指したこともあります…

手帳を超えた自分マネジメントシステム -「クラウド時代のハイブリッド手帳術」を読んで

来年の手帳を選ぶ季節になりましたね。私は来年も「ほぼ日手帳」に決めました。日の詳細ページが24時間区切りなので気に入っています。深夜族の私にも優しい。普通の手帳は6時〜21時くらいしか記述スペースがないので…。さて、みなさんは手帳を何のために使…

楽しい読書のための本の選び方

読書術に優劣なし。楽しんだもの勝ち。というエントリで、読書術に優劣(貴賤といってもよい)はなく、楽しく本を読むのが一番だと書きました。今日は楽しく本を読むにはどうしたらよいのか?考えてみます。私が「楽しい読書」に必要と考えるポイントは2つで…

読書術に優劣なし。楽しんだもの勝ち。

日経ビジネス Associe 10/4号が読書術特集だったので、楽しく読みました。日経ビジネス Associe (アソシエ) 2011年 10/4号 [雑誌]出版社/メーカー: 日経BPマーケティング発売日: 2011/09/20メディア: 雑誌 クリック: 7回この商品を含むブログ (8件) を見る主…

ビジネス書ばかり読んでいて役に立つんですか?

今年の目標は年間150冊の本を読むことです。今日の時点で92冊読み終わりました。このままのペースでいけば目標達成できそうです。読んだ本の大半は自己啓発書やビジネス書です。軽めの本ばかりなので冊数が稼げていますが、本当に重要なのは何冊読んだかでは…

自己啓発書を読むと嫌いな自分を追い払えますか?

私はいわゆる自己啓発書やビジネス書をよく読んでいるので、こういう質問を受けることがあります。 「本を読むとうつから抜け出せますか?」 「自己啓発書を読むと、自己肯定感が増しますか?」 「ビジネス書ばかり読んでいて役に立つんですか?」 私の答え…

自分のことが好きですか? ー 「ダメな自分を救う本」を読んで

あなたは自分のことが好きですか?私はなかなか自分のことが好きになれずに苦しんでいました。病気のせいもあり、常に自分を責める考えが頭から離れず、「こんな自分はダメだ。もっと頑張らねば」と思っていました。もし、そうやって「自分はダメだ」と思う…

誰もが箱の中で他人に背を向けている ー 「自分の小さな箱から脱出する方法」を読んで

自分の小さな「箱」から脱出する方法作者: アービンジャーインスティチュート,金森重樹,冨永星出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2006/10/19メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 156人 クリック: 3,495回この商品を含むブログ (418件) を見る感動しました…

「完璧以上」にオレはなる! ー 「決定版 仕事は楽しいかね?」を読んで

決定版 仕事は楽しいかね? ?会社の宝になる方法作者: デイルドーテン,Dale Dauten,太田清五郎出版社/メーカー: きこ書房発売日: 2007/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (25件) を見る「仕事は楽しいかね?」という本。あちこ…

2010年、私の人生に影響を与えた4冊

今年はまとまった時間ができたので読書に熱中しました。 メディアマーカーに簡単な感想を書いていますが、特に印象に残ったものはブログにも感想を書きました。 今年読んだ本のうち、私の人生に影響を与えたなと思える本を紹介します。 魂の文章術 魂の文章…

大人になると思ったのになりきれていない人へ - 「コドモであり続けるためのスキル」を読んで

生きづらいなあ。 数年前からずっとそう感じてます。 子どもの頃は、大人の年齢になったら大人になるものだと思っていました。 ところてんのようにツルッと押し出されて大人になる。 大人になったら会社に行って結婚して家族を作る。そんなイメージ。 でも実…

私は凡人だったか? -「凡人として生きるということ」を読んで

凡人として生きるということ (幻冬舎新書)作者: 押井守出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2008/07/01メディア: 新書購入: 14人 クリック: 188回この商品を含むブログ (111件) を見る 実は押井守さんの作品は一度も見たことがありません…。 「凡人として生きる…

自分に心地いい情報だけに触れることの弊害-「ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性」を読んで

ウェブ炎上―ネット群集の暴走と可能性 (ちくま新書)作者: 荻上チキ出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2007/10/01メディア: 新書購入: 18人 クリック: 298回この商品を含むブログ (169件) を見る ネットでよく見かける炎上の心理が知りたくて手に取りました。…

自分ポイントカードを作ってみた - 「行動科学で人生を変える」を読んで

行動科学で人生を変える (Forest 2545 Shinsyo)作者: 石田淳出版社/メーカー: フォレスト出版発売日: 2010/04/08メディア: 新書 クリック: 23回この商品を含むブログ (2件) を見る 今年こそダイエットをする!と決意するものの続かないのはなぜか? それは意…

原爆にリアリティを感じる? − 「夕凪の街桜の国」を読んで

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)作者: こうの史代出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2004/10/12メディア: コミック購入: 60人 クリック: 1,350回この商品を含むブログ (1129件) を見る映画にもなりましたが、そちらもまだ見ていません。 じわじわと迫…

上手くいく人生ばかりではないからこそ−「人を助ける仕事」を読んで

人を助ける仕事―「生きがい」を見つめた37人の記録 (小学館文庫)作者: 江川紹子出版社/メーカー: 小学館発売日: 2004/03/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 20回この商品を含むブログ (13件) を見る 淡々と、しっかりとした目線で、「人を助ける仕事」に…

家の気持ちって考えたことがなかった−「ガラクタ捨てれば未来がひらける」を読んで

ガラクタ捨てれば未来がひらける (小学館文庫)作者: カレン・キングストン,田村明子出版社/メーカー: 小学館発売日: 2005/11/06メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 23回この商品を含むブログ (42件) を見る想像以上にスピリチュアルな内容でした。 空間には…

科学はロックンロールだ−「あなたにもわかる相対性理論」を読んで

あなたにもわかる相対性理論 (PHPサイエンス・ワールド新書)作者: 茂木健一郎出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2009/09/19メディア: 新書購入: 2人 クリック: 16回この商品を含むブログ (20件) を見る「あなたにもわかる」という言葉で期待して読むとがっ…

筆者の常識は世間の常識?−「日本語の作文技術」を読んで

※ 辛口です日本語の作文技術 (朝日文庫)作者: 本多勝一出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 1982/01/14メディア: 文庫購入: 87人 クリック: 580回この商品を含むブログ (491件) を見る工業製品としての文章、つまり大量生産される新聞あるいは雑誌に載せる…

迷うことは悪いことではない−「青春漂流」を読んで

青春漂流 (講談社文庫)作者: 立花隆出版社/メーカー: 講談社発売日: 1988/06/07メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 52回この商品を含むブログ (41件) を見る自分は何者でいったい何をしようとしているのか。 どうやって生きていったらいいのか。 この数年、…

現状を維持するリスク−「会社に人生を預けるな」を読んで

図書館で本を借りるようになって、今まで話題になったけれどまだ読んでいない本を遠慮無く読めるようになりました。 この本もその一冊。 勝間和代さんの本です。 会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く (光文社新書)作者: 勝間和代出版社/メーカー:…

人生の全てをログに取ろう!…といっても

私は毎日Twitterに「今何してる?」や「今何考えてる?」をつぶやき、 ユビキタスキャプチャも実践しています。 なるべくやっていることを記録に残すようにし、毎日の料理の写真も取っています。 もちろんEvernoteでそれらを管理しています。 と実践してはい…

読書することで自分の考えをつくっていく

読書会に参加させていただいてから、読書量が増えました。 他の方が読まれている本を読むのも楽しみの一つです。 本を意識して読むようになって、「読書論」の類も読むようになりました。 @sazanamiさんに紹介していただいた「読書と社会科学」を読み、 自分…

知的好奇心をくすぐる7つのツール

先日ご紹介した「ライフワーク発見法」に、知的好奇心をくすぐる7つのツールが紹介されていました。ライフワーク発見法―「仕事」以外の生きがい探し作者: 鈴木隆出版社/メーカー: 三省堂発売日: 1997/05メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含…

自分の人生を形に残そう

皆さんは趣味を持っていますか? 私はいろいろな趣味を持っていますが、どれも趣味の域を出ず、 仕事でも壁に突き当たってしまいました。 そして、自分の人生の生きがいとは何だろうとずっと考えてきました。 考えて一つの結論がでました。 自分の人生を形に…

書くことで見えないことが見えてくる

ここ1ヶ月ほど意識して文章を書くトレーニングをしています。 きっかけは「魂の文章術」を読んだこと。魂の文章術―書くことから始めよう作者: ナタリーゴールドバーグ,小谷啓子出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2006/03/20メディア: 単行本購入: 3人 クリック…

散らかった部屋から抜け出す方法

我が家はそれなりに片付いてはいますが、 お世辞にも整理されているとはいえません。 「あれどこだっけ?」と探すことがしょっちゅうです。 整理された状態ならば、その探す時間を節約することができるし 探すというストレスがない快適な生活ができるんじゃ…

読書勉強会で読書が楽しくなってきた

今年に入ってから本を読むのが楽しくなってきました。 それというのもEvernote上で開催されている読書勉強会に参加させていただいているからです。 どんな勉強会? その勉強会はR-styleのRashitaさんが主催されているものです。 地方に住んでいる、時間帯が…