サマーウォーズ

映画「サマーウォーズ」公式サイト
公開中の「サマーウォーズ」を見てきました。
まだ公開中なので詳しい感想は書きませんが、ざっと感じたことだけ。


普段アニメはあまり観ないのですが、
ネットでたまたま見かけた予告編を見て面白そうだと思ったのと、
この映画の監督(細田守さん)の作られた「時をかける少女」がとてもよかったのと、
さらにTwitter上での評判もよかったことで
思い切って観に行ってみることにしました。
映画館に行くのも何年かぶり。


観に行って本当によかったです。


映画館だからか、作品に非常に集中して楽しむことができました。
世界観は少し難しいと思いましたが、脚本の力でぐいぐいと引き込まれました。
登場人物もびっくりするくらい多いのですが、それぞれキャラクターがたっていてわかりやすい。
難しい設定をすんなりと受け入れられる脚本になっているところはさすがです。


親戚一同が集まって食事をするシーンでは、懐かしい気持ちになりました。
私も昔はああいうふうにおばあちゃんの家にみんなで集まってたな。
今でもこじんまりと親戚で集まることはありますが、
家族が大人になるにつれて減ってきました。
親戚付き合いは煩わしいことも多いけれど、やっぱり血のつながりも大切だな。


普段、ネットに依存している自分を省みて、少し怖くなりました。
ネットは確かに便利だけど、それだけに依存するリスクは大きい。
それに、向こう側にも人がいるということを忘れてしまわないことの大切さも。
「自分」だけに焦点が当たらないように、リアルもネットも両方を見据えておくことが大切だと思いました。


自分ひとりでは大したことはできないんですよね。
周りの人の力があって、それぞれができることをやることで、あきらめずに最善を尽くすことで
初めて何かを成し遂げられるんだと思います。
一人の世界にこもりがちだった自分にガツンと喝を入れられた気分です。


人間のつながりって、大切だし温かいものなんだなと感じさせてくれる映画でした。