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を読んで、「興味が広がり続ける」という私と同じ悩みを抱えていらっしゃるなあと感じました。
私はあえて、興味の趣くままにさせてみようよ！と提言します。
それは本当にやりたいことか？
私はとても好奇心が旺盛です。
物理が好きだし心理学にも興味があります。
編み物もするし、漫画も読みたいし、旅行にだって行きたいのです。
好奇心旺盛なのは生活に張りが出て楽しいことではありますが、
過剰になりすぎるとあちこちに手を出しすぎて破綻するというしっぺ返しもくらいます。
「広く浅く」になってしまうことも悩みの種でした。
その旺盛な知識欲は仕事にも向かいました。
仕事に関連する資格はどんどん勉強し吸収しようとしました。
でもそれがいつの間にか変わっていたのです。
いっぱしの社会人としてやっていくためにはあれもこれもしなければならない。
という考えに。
仕事や生活をしていく上では、自分のやりたくないこともやらなければなりません。
やりたくないことをやり続けていくうちに、自分のやりたいことはできなくなってきます。
むしろ「やらなければならないこと」が「やりたいこと」だと勘違いしてしまっているかもしれません。
脳は勘違いしてしまっているかもしれませんが、心は正直です。
本心ではやりたくないことばかり続けていると精神的に参ってしまいます。
言い訳できる程度のこと
物理的な時間が足りないからできない、お金が足りないからできない。
それは言い訳ともいえます。
時間のあるときだったらお金があればやりたいという程度のことを
「やりたい」と勘違いしているのではありませんか？
私はこう考えることで、興味が増え続けることに罪悪感を感じなくなりました。
「興味があるけれど、今は必要ない」と割り切ることができるようになりましたし、
「やっぱりやりたいから環境を整えよう」と考え方を変えることもできました。
こういう風に分析するためには「やりたいこと」を書き出すことが効果的です。
一度書いて突き放すことで、冷静になれます。
考える時間があるのならやろう
興味が広がり続けるからどう制約しようか、と考える時間があるのなら、
その分興味を持っていることをやりましょう。
興味が発散して自分がどこに向かっているのか分からないことに恐怖を覚えますか？
恐怖を覚えるということは、無意識に自分をコントロールしようとしているということです。
「こうあらねばならない」という自分を演じようとしてはいませんか？
心の趣くままに物事をすると堕落するのではないかと考えますか？
堕落するというリスクを恐れて、自分の興味を閉じ込めてしまっているのはもったいないです。
堕落するかもと考えられる人は「堕落しているとはどういう状態なのか」を知っています。
だから、自分がそういう状態に陥っていないかチェックする仕組みを作ってしまえば安心です。
「広く浅く」で一つもちゃんと身につかないことに不安を感じますか？
深く掘り下げたかったらだったら系統立てて学んでみましょう。
広く浅くでもいいのです。
ジャンルが違うから役に立たないというのは一方的な決めつけでしかありません。
何に役立つかわからなくても、やりたいことならやればいいのです。
誰に遠慮することもなく自分を解放すると、心がとても楽になります。
なにより楽しいのです！
自分の心に本当に忠実になって、
興味の趣くままにやりたいことをやる、コントロールを緩めてみる、という時間を持ってみませんか？
週に１時間でも。
