家の気持ちって考えたことがなかった−「ガラクタ捨てれば未来がひらける」を読んで


ガラクタ捨てれば未来がひらける (小学館文庫)

ガラクタ捨てれば未来がひらける (小学館文庫)

想像以上にスピリチュアルな内容でした。


空間にはエネルギーがあり、ガラクタやネガティブな思考や人間はそのエネルギーを低いレベルに落としてしまう。
低いエネルギーレベルになると、さらに悪い物が寄ってくる。
例えば病気やゴキブリなど。
だから定期的にスペース・クリアリングする必要がある。


スペース・クリアリングの手順も詳しく載っています。
キャンドルを点し、お香を焚いて、お供えの花に聖水を振りまき、
家の守護霊と地・水・風・火の精霊に花と祈りを捧げる。
部屋の角で拍手を打つ。


この理論にはちょっとついて行けない…と正直思ってしまいました。
私はまだ科学で証明されていない物事があると思っているにも関わらずです。
しかしよく考えてみると、自分のことや周りの人間の事は気にしても、
家や物がどう思っているか、ということは考えてもいなかったなあと気づかされました。


物にも神が宿る、と昔の日本人は考えていたのに、私はそれをすっかり失っていたかもしれません。
それほど、自分のスキルを上げなければならないと焦っていたり、
周りに気を配る余裕を持てなくなってきているということでしょうか。
考え方が欧米化してきたのかな。


自分を守ってくれている家のことにも心を配ってみようと思いました。
まずは「いつも安心をくれてありがとう」という感謝の気持ちを持つこと。
そして家が楽しい気分でいられるように、中を整理すること。


「ガラクタ捨てれば自分が見える」の方が評価が高いので、そちらも読んでみたいです。
その前に、片付け、片付け!

ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫)

ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫)


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