これから先に私が目指すもの2つ


ようやく前を向かって進んでいく心構えが整ってきました。
ずっと水面下でジタバタしていて、とても人に言えるような状態ではなかったのです。
1年ほどモヤモヤと目的がはっきりせず彷徨っていましたが、ようやく定まってきました。
少しそのことについて書かせてください。

うつで苦しむ中で

うつになって苦しんでいる間、多くのことに悩んできました。
前が見えなくなってネガティブになり、のどが詰まって頭が重たく、
本当にしんどかったです。
その中で、私と同じように苦しんでいる人が他にもたくさんいることに気づきました。
私のようにうつで苦しんでいる人、社会の中で孤立している人。
苦しんでいる人たちの力になりたい。


私は病気に対する専門知識はないし、自分の考えが唯一正しいことだとも思いません。
励ましたり、諭したりすることはできません。
ただ、苦しんでいる人が自分の力で歩けるように、少し肩を貸すことはできます。

人の話を聞く仕事

SE時代から、お客様の問題を聞き、一緒になって解決策を考えるのが好きでした。
それと同じように、この先も苦しんでいる人の話を聞いて支えていく仕事が
できればいいなと思っていました。


どうすればいいのかわからなかったので、とある場所に相談に行き、
実際に支援をしている方に相談しました。
話を聞く仕事はスキルが必要だということ、
それだけで生活が成り立つ人は少ないということ、
でもやりがいのある仕事だということを教えていただきました。


その相談で新しいつながりができ、
ほんの少しですが望んでいる仕事ができるようになりました。
「本格的にやりたいなら臨床心理士をとる方がいい」とアドバイスをいただき、
大学に行こうと決意しました。
できるだけ早いうちにいこう、行ってしっかり勉強しよう。
お金はなんとかなるだろう、バイトをしよう。
気持ちは先走って、今年か来年かとばかり考えていました。


でも最初にいただいたアドバイスのことが頭に引っかかっていました。
「それだけで生活が成り立つ人は少ない、目指すなら別の柱も持っていた方がいい」
今の私には、柱となるようなものはないのです。
体力面でも不安があります。
がむしゃらにバイトするだけの体力もまだ回復していないのです。

IT知識を活かした仕事

半年ほど模索し、IT知識を活かした別の仕事を考えるようになりました。
そこで見つけたのが「翻訳者」という仕事です。
調べていくうちにとても興味を持ち、やりたい!と感じました。


今の私は、スキルが本当に足りません。
翻訳は大変な仕事です。
二足のわらじを履くような気持ちで挑めるものではないと思います。

選択と集中

そこで大学を目指すのは先延ばしにし、
まずは翻訳者になるためのスキルを集中して身につけることを決意しました。


私は、翻訳者と話を聞く仕事という2つの山を登ろうとしています。
どちらも相当な努力が必要です。
あまりにも途方もない計画なので、人に言うことを憚っていました。
中途半端な気持ちでやっていると思われることが怖かったのです。


実際、どれも結果として中途半端になっていると思います。
人から見れば何を考えているのかわからない人間でしょう。
やっていることもバラバラ。


バラバラな状態に自分自身も苦しんでいます。
今、バラバラなパーツが1つにまとまりつつあり、ようやく光が見えてきました。
これからは選択したことを集中してやっていきたいです。
真剣に。