自分を見つけるツールとしてのTwitter


みなさんは「あなたは何が好き?」と聞かれて即答できるでしょうか。

今はできますよ

私はTwitterを始める前は曖昧にしか答えられませんでした。全く意識していなかったですから。今は即答できます。iPhoneが好きで、食べ物(炭水化物系)が好きで、本や人の話やテレビから知識を得ることが好きです。

自分がどんな性格かもわかるようになってきました。だらだらするのが好きで、でもキチンとしたくて、理想と現実の間でもがいています。

Twitterを始めてから、思いついたことを思いついた端から書き留めるする癖がつきました。最初は定番(今や懐かしい)の「〜なう」だけだったけれど、次第に自分の考えをツイートするようになり、他の方と会話をしたり、けんかをしたり、協力したり、直接お会いしたり、いろんな出会いがありました。

行動をツイートすることで、自分はなぜそれをやっているのか自覚することができるようになりました。行動の目的をはっきりさせ、望ましい結果が何かを考えるきっかけになりました。たとえば本を読むときにも「どういう感想をツイートしようかな?」と考えます。自然と自分の考えにフォーカスしながら読むことができます。メモも欠かさずとるようになりました。

自分を客観視するツールとして

いま、私は自分を客観視するツールとしてTwitterを使っています。Twitterに書いたことを後から読み返しニヤニヤしています。自分のことが大嫌いでしたが、今は自分のタイムラインが大好きです。少しおかしいのかも?自分の瞬間的な気持ちを書き留めることで、こんなに自分を肯定的に捉えられるようになるとは予想していませんでした。

単なるメモと違って、Twitterは他のユーザのツイートも一緒に読めるのがよいのかも。人と比べて自分はこうだ、という比較がしやすいです。この人は食べ物が好きだなとか、考え方が合うな、全く意見が合わないなと感じるでしょう?

最初は劣等感ばかりでしたが、あきらめずに自分を見つめ続けることで、少しずつ気持ちも落ち着いてきました。自分の特徴を知りたいときは人と比較し、自分の成長を知りたいときは過去の自分と比較する。そうして、私は思ったよりも粘り強く前向きな性格だと気づきました。ネガティブなことばかり考えて行動できなかったのに、行動できるようになったことにも気づきました。

Twitterのログを掘り起こすと、思わぬ自分を発見できます。ニュースツールとしてだけでなく、ライフログとしてTwitterを活かす人が増えてくれたらいいなあ。

これからは

震災や原発事故のニュースでショックを受け、しばらく自分の考えを述べないように無意識にセーブしていたのですが、それは私らしくないなと思えるようになりました。足りないところや、へなちょこなところを見つけ、苦笑いしながら明るく進んでいきたいです。