相棒と暮らして3年目になります。
私の調子が悪いときもつらく当たることなく、優しく支えてくれて本当に感謝しています。
相棒がとても心の優しい人だというのも事実ですが、
いい関係を築くためにお互いに気をつけていることがあります。
それは相手の行動をすべて好意的にとること。
相手の気持ちを深読みしすぎてしまって喧嘩になることってありませんか?
私たちは相手のやっている行動は見ることができても、考えていることはわかりません。
一緒にいると相手が自分のことを大切に思ってくれているか不安になる日もあります。
体調が悪いときや疲れているとき、
「自分はこんなにがんばっているのにあの人は気づいてもいない」と感じるときもあるでしょう。
そんなときにわざとすねたり困らせたりして相手を試そうとしてはダメ。
「なんでそんなことをするのかな」と相手も不安を感じて
余計に関係がぎくしゃくしてしまいます。
思い切って「この人は私を大切にしてくれている」と信じて、行動を見てみましょう。
相手がどう考えどう行動しようとしているかじっくり観察するのです。
あの人は気づいてもいないと思っていたけれど、
実は「疲れているからそっとしておこう」と思ってくれているのかもしれません。
よく行動を見ていると、自分の思う方法ではないけれど
その人なりの方法でなにか行動をしてくれていることに気づくはずです。
それが自分の思い通りではなくてもちゃんと感謝してうけとるようにしてください。
相手もうれしくなってどんどん大切にしてくれるようになります。
もし相手の行動がどうしても嫌な場合は
「気持ちはうれしい。でもこういう方法がいいな。」と伝えましょう。
自分がどう考えていてどうしてほしいのかハッキリというのがポイントです。
「今日は少し疲れているの。だから食事の支度ができないわ。二人分お願いできる?」
それを繰り返すうちに、お互いにこういうときはこうしてほしいんだなとわかり合えるようになります。
お互いに人間ですからイライラする日もあります。
でも自分だけではなく相手もそうなのだと受け止め、しばらく一人で頭を冷やすことも大切です。
相手だけに完璧を求めないでください。
お互いに機嫌がいいときはしっかりと話し合いましょう。
その日に何があり「どう考えたか」を具体的に話すと
相手がどういう考え方の傾向があるのかわかってきます。
その積み重ねが相手への信頼になります。
まずは相手を「心の底から信じる」こと。
大切な人のことを信じてあげてください。