一ヶ月に50000文字書くことに挑戦してみました


一ヶ月に50000文字の文章を書くという目標を立て、一ヶ月実行してみました。


最初は何を書いたらいいのかわかりませんでしたが、
とにかくそのときに思いついたことを書くことにしました。
もやもやと考えていること、そのときの感情など、思いつくままに書きました。


書くことで気持ちがすっきりして、とてもいい気分でした。
書いたものを読むことで、自分の考えも整理され、
今まで以上に建設的なアイデアが出てくるようになりました。
とても調子がよかったのです。
ブログの記事もたくさん書けました。


しかし、月の後半になると次第に書けなくなってきました。
書く内容が思いつかなかったのです。
正確には、「よりよいもの」を書こうとして
この程度の内容は書くに足らないという考えにはまっていました。


自分の心の声に忠実に書こうと思う気持ちが、
いつのまにかいいものを書かなければならないという制約に変わっていました。
自分の中で、書きたい気持ちは高まっているのにネタがない。
なにか高尚なことを書かなければならない。


これは私のいつものパターンです。
ある理想を掲げて、それとあわないものはやる価値がないと考えてしまうのです。
数日間これにはまってしまいましたが、ようやく抜け出せました。
きっかけはやはり書くことでした。
原点に戻って、自分が本当にやりたいことは何だったのか考えました。


いつもこのように進んでは戻り、進んでは戻りを繰り返しています。
それでも少しずつでも前向きに。


書くことは自分のことを知る方法だけれど、
自分の中身がないことや、考えが偏っていることを知る怖い方法でもあると知りました。
それでも私は書くことに魅了されたので、しばらくこれを続けるでしょう。


もう一ヶ月続けて、「量が質に転化する」感覚を味わってみたいと思っています。